海外のどこぞの話。
ある日、とある家から伸びていた木の枝が
バキッと折れて
隣の家にある高級車の上に落下。
ゴトンと落ちて、車の上部外装にキズがついてしまった。
つまり、
お隣さんは、普通に、自分の家の敷地内に
自分の車を駐車していたら
木の所有者の家から、自分とこの敷地内まで入って伸びていた
木の枝が、自然に折れて落ちてきた、、、ということです。
(・・・枝が枯れていて、風でも吹いたのか、はたまた鳥か)
別に木の所有者自身が
切り落としたわけでもなく
自然に折れて落ちてきたのだから、
一見、
木の所有者には責任は無いかも?、、、とか
思ってしまうかもしれないが、
そんなことはなかった。

被害者である、隣の高級車の持ち主自身には
まったく落ち度が無さそうであったので、
(当然だ・・・ただ自分の敷地内に自分の車をとめていただけだし、、、
けれども一応、相手に責任を追及する前に検討しないといけない)
その上で、
木の所有者が“何もしていなかった”こと自体に
責任があるとされた。
まぁな~
木の所有者は、当然、木ひいては、枝の管理責任が
日頃からあった、ということ。
お隣さんの家の敷地内に入るまで、枝を伸びていて、
それを放置しておくのは良くないですよね。
たとえ、車の上に伸びた枝が落ちたこと自体は
自然の成り行きでも、
伸びてりゃ、いつかはなんらかの原因で落ちることは予見できたはずだ。
ということで
訴えられた木の所有者は、損害賠償金15万円ほど
高級車の持ち主に払うこととなった。
まぁホント、車のキズの修復代だけってところですかね。
もちろん0円よりかはマシですが。

しかし簡単に、
木の所有者の、木ないし枝の管理がアカンかったから
当然賠償することとなった、とか書きましたが
実際には結構めんどうな裁判となったみたいで。
その裁判の中では
木の専門家まで、わざわざ呼ばれて
枝が落ちた木の状態が、当時、どんなもんだったかまで
調べられて、意見を述べることとなったとか。
「 もともと、この木は、枝が折れやすい種類の木ですね。
しかも、木自体も、大分、古くなっている。
これを放置しておくのは良くないですよねぇ~。
下を通ったりする人が~・・・ 」
、、、とか、述べていったらしい。
まぁこういった揉め事自体は、
国内でも、あり得そうなモノなのですが。
裁判までいくかどうかは別として。
まぁ、でも、大体どこの家も、木の枝はまめに
キレイにカットして
伸び放題にしているところは見かけませんが。
それはもう、枝のように、ドンドンとね。
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