最近、ザックリと知りたいことがあったので、
(農家が作物を、どのように育てているのか、とか
そんな感じのこと)
自分で金出して、なにかしらの本を買うのも
ためらわれたし、
とりあえず近所の図書館に行って
調べてみることにした。
最初、一般向けの本のところで、
読みやすい初心者向けの本を探していたのだが、
小難しいことを専門用語で、つらつら書かれていたので
読む気をなくした。
こんなの読んでも、分かりゃしない。
もっと、そのこと、その分野について、まったくの
無知な人間が読んでも
ススッと全体像が入ってくるような本が読みたい。
で、一般の棚の方に置いてある、初心者向けの本を読んでも
やっぱり、まったく知らない人が読んだら、つらい、と思った。
それで、どうしよう、とか思ったのであるが、ふと、
小中校生向けの児童書のコーナーが目にとまった。
あそこにも、なんかいろいろ分野別に本、そろえておいてあるよな?
ちょっと見てみるか、と思って探してみることにした。
これがビンゴでした。
なんちゃらのしくみ、~ができるまで、といった感じの本で、
内容は子供向けに分かりやすく書いてあるのだが
書いてあることは、なかなか充実しているじゃないか。
その方面の専門家が、
どうやったら子供が読んだら分かるのだろうか、
伝わるのだろうか、と考えをねって
試行錯誤して作った本だと言うのが、よく伝わってきた。
なんでこういう、丁寧に書かれた素晴らしい本を
小中校生、当時に、もっと読まなかったのであろうか。
いまさらだが、悔やまれることである。
ああ、もったいない。
しかし、当時、読書があまり好きではなかったのだ。
本の感想文を宿題とかで出されて、書くのでさえ
かったるい、とか、思っていた。
学校のあんなに薄い教科書をまともに読むのでさえ、面倒くさかった。
とにかく、大人だからと言って、なにか知りたいことがあったとしても
無理に大人ぶって、一般図書のコーナーで探すのではなく
大人しく児童書のコーナーに行って、本を探した方が良いでしょう。
無知なことでも、そこには分かりやすく書かれた本が、
たくさん置いてあり、宝の山みたいな物である。
(それに、誰も借りていないので、いつでも借りれる、穴場)
つまり、何も基礎的な知識も、本当にまっさらでなにも知らない人には
小中校生向けの本で十分どころか、十二分なのである。
よく分かりやすいモノでいいのだ!
ちなみにネットにもザックリ物事を分かりやすく書いてあるサイトは
多々あるけれども、それらは断片的なことであることが多く
その分野の全体像的なことを、説明してもらいたい
知りたいのであれば、やはり本を読むべきだと思う。
SH
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