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<明治時代>人の家に窃盗に入り返り討ちにあった話

ざんげき

 

 

うろ覚えで書く。

江戸時代から、明治時代になったばかりの頃の話。

1870年代くらいの話。

 

 

 

とある大工がいた。

その大工が仕事で遠いところへ出張しに行った時に

同じ大工の知り合いに出会った。

 

 

で、その知り合いの大工と酒を飲んで話し合った。

そしたら、その知り合い大工が、以前より忍び込もうと思っている家があるのだが

(元武士の家柄で、それなりに金持っていそうな家)

ちょっと一人で侵入するのは無理そうなので手伝ってくれ、とか、もちかけてきた。

 

 

で、酒に酔っていたので、その場のノリで、いいぜ、今から行こう!

ということになって

二人で、その家に侵入しようとした。

 

 

それで、知り合いの大工が案内してくれて

裏の入り込めそうな扉から家に入ろうとしたところ

ちょうど家の人が刀を持って待ち構えていて、

「何者だ!」とか言われながら、斬りつけられてしまった。

ケガをした。

 

 

知り合いの大工で、そこまで案内してくれた人は

ケガをした大工を一人残して、そそくさと逃げて行ってしまった。

 

 

 

それで、その捕まった仕事で出張してきて

ノリで人の家に侵入しようとして

ケガをした大工は、もちろん捕まってしまった。

そして裁判にかけられた。

 

 

それで、判決が出て、

人にそそのかされて上での窃盗未遂ということで

鞭打ち30回の刑とされた。

これでも、まだ軽い方の刑なのだ。

もちろんムチで打つ1回1回は、すごく痛いのであるが。

 

 

まぁなんというか、そそのかされた上でおこなった

窃盗の未遂犯ということで

軽くなった、ということもあるのだが

(鞭打ちは100回とかもあり得るので)

すでに家の人に斬りつけられてキズをおっているので

その分、ちゃんと、すでにある程度は罰を受けている、と

みなされたのであろうか。

 

 

まぁ、とにかく何が言いたいのかというと

明治時代になっても、まだ鞭打ちとか、江戸時代並の

刑罰がまだ、しばらくの間、残っていたことが驚きである。

 

 

けれども、この事件の数ヶ月後に

この旧時代的な鞭打ちの刑は廃止されてしまうのである。

 

 

そして代わりに、私達がよく知る懲役刑というものが

できるのである。

 

 

鞭打ちなんて、痛いだけで、特に犯人への更生にはつながらない。

叩かれ終わったら、罪を償ってしまった気になってしまい、

また犯罪を繰り返すだろう。

それにムチで打つなんて、動物じゃあるまいし、、、という考えからだ。

 

 

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