おすすめ記事(スクロールできます)



<明治> 拷問して自白させずとも証拠あれば有罪に!

ぶんめーかいか

 

 

今回は1870年代にあった話。

ちょうど、江戸時代が終わり、明治に成り立ての頃で

いろいろ世の中の仕組みが変化していた時・・・

(1868年に明治になりました~)

 

 

その頃の、ある日の夜、

A、B、Cの3人組が

とある金持ちそうな家に、

強盗に入った。

 

 

そして、

そこに住んでいた夫婦ふたりを

チャチャッと縛ってから

家の中にあった金目の物やら、良さげな服とかを

盗んでいきました。

なかなか手際がいい。

 

 

しかし、そのあと、すぐに

3人ともキレイに

警察に見つかって捕まってしまった。

これも手際がいい(笑)

 

 

それで、3人とも

刑事裁判にかけられることになったのだが、、、

 

 

BとCの2人は「自分がやりました・・・」

素直に、自分の犯行を認めたのであるが

それに対して、

Aだけは「俺は何もやっていないぞ!知らん!」と言い張って

自分の犯行を、かたくなに否認した。

 

 

けれども、BとCは

「間違いなくAも犯行現場にいて、私達と一緒に

仲良く強盗しましたよ!」

と話しているし、

それに加えて、その話は、つじつまも合っているし、スジも通っていた・・・

 

 

まぁ、もしも、まだ江戸時代であれば

ここで、Aが自分がやったことを

どうしても認めずに

シラを切り続けそうなのであれば

取り調べる人は、「いたしかたない!」、ということで

当然のごとく、ビシバシやって拷問して

なんとしても本人の自白を得ようとするのですが、、、

 

 

( 江戸時代は、なぜか

疑われている本人の、しっかりした自白がなかったら

ちゃんと罰することができなかったみたいなので

とにかく、なんとしても、否認している人を自白させようとした。

つまり自白を証拠として、かなり重要視していたってこと )

 

 

、、、しかし、今は、すでに明治時代なのである!

文明開化?したので

そんな旧時代的な、拷問してまで自白を得ようとするような

野蛮なことは、もう面倒くさいから(笑)しないのである!

 

 

この頃、すでに、

疑われている本人が、たとえ自分の犯行を否認し続けていても、

ソイツの自白証拠なんて一切無くとも、

他に、それなりの証拠がそろっていれば

ちゃんと有罪にできるようになっていた!

 

 

まぁ今回の件で言えば、

有罪にできる証拠としては、、、

 

①BとCが述べた

「Aもやった!」という話に、かなり信憑性がありそうだ。

 

 

②取り調べる人が、Aに

「じゃあ、お前、その強盗事件があった時に、どこで何をしていたんだ?

その夜、どこの旅館にとまっていたの?」

などと聞いても、

しどろもどろで、話も曖昧で、

ちゃんとAが、その質問に答えられなかったこと。

 

 

③そして何よりも決め手となった証拠としては

Aを逮捕した時に、Aが、ちょうど、

その強盗事件で、家から奪われた服と

まったく同じ服を着ていたこと(笑)

 

 

・・・まぁ当時としては、こんだけあれば十分だった。

 

 

ということで、Aは、結局、

最後まで、自白せずに否認してはいたが、

無事に、裁判で有罪となりました。

 

 

そしてA、B、Cの強盗トリオは、

犯行当時の、3人仲良く

刑務所にぶちこまれました、とさ。

めでたし、めでたし。

 

 

 

 

<明治 拷問 自白 証拠 有罪 否認 文明開化 裁判 明治時代>