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検察に行き告訴しても、実際に捜査するのは”警察”?

 

 

<質問の概要>


被害者が

警察に行って告訴した(加害者を処罰するように申請した)場合

その告訴後、

警察がその告訴された事件を捜査しますよね?



ならば警察ではなく

検察に行って告訴した場合

その告訴後、

検察がその告訴された事件を捜査するのでしょうか?



以上、よろしくお願いいたします。


 



<弁護士回答の概要>


いいえ、通常

警察、検察どちらに告訴したとしても

おもに “警察” が、その告訴された事件について捜査することになります。



以上、参考までに。

 

 

 

<私の考え>


何か犯罪事件があったら

まず警察が捜査して、その捜査がある程度終わったら

警察は検察にその事件を報告(送検)して

その後、検察がその事件を裁判にまでかけるかどうか決めるのが

一般的な事件処理の流れになりますね。



この流れから分かる通り

検察は、警察の上司にあたるような機関になっています。

なので、検察になる人には、かなりの高学歴のエリートさんが多いです。




今回の質問に関してですが、

加害者を処罰して欲しい、と頼むことを“告訴”といいますが

告訴は警察に対してすることが一般的に多いでしょうが、

別に警察を飛び越えて、検察にすることもできます。


(ちなみに告訴を受理したら、受理した側は

その告訴された事件を必ず捜査しなければならないこととなります)


しかし、警察を飛び越えて検察に告訴したとしても

実際には、告訴された事件の捜査に着手するのは“警察”だということです。

基本的に一般的な犯罪事件であれば

検察は、警察に、告訴された事件を捜査するように指示するだけなのでしょう。

検察が現場に出て捜査することはほとんどないでしょう。




・・・事件を裁判にまでかけるかどうかは検察が決めるので

被害者が、加害者に重い処罰を与えたい場合

直接検察に告訴した方がいいのでは?と思うかもしれませんが、

検察に告訴しても

検察自体はなかなか捜査に動いてくれない、ということですね。

警察、検察、どちらに告訴しても同じように感じるでしょう。




しかし、ここまで検察の、告訴された事件に対するスタンスは

ちょっと消極的に思えるかもしれませんが

警察への告訴が受理されにくいのに対して

検察への告訴は、ちゃんと

どういった被害を受けてどういった法律に触れているのかを理屈を通して伝えさえすれば

比較的受理されやすいみたいです。意外ですね。



まぁその反面、

検察が告訴を受理した場合

警察に告訴を受理された場合と比べて

その告訴された事件がなかなか裁判にまでいかないことが多いですが。

(起訴されにくいということ)



なので、ちゃんと加害者を裁判にかけて処罰してほしいのなら

警察に行って告訴された方がいいかもしれませんね。

さっきも述べた通り、警察はなかなか告訴を受理してくれないみたいなので

弁護士に頼んで警察へ代わりに告訴してもらった方が

無事に告訴が受理されて裁判にまでかけられる可能性はあがるでしょう。

 




・・・・・ということで今回の記事は以上です。以下余談。

 

 

 

 

<余談>

 

※ 数年前になんとなく書いてしまった話

 


私の目の前で、駐車場の交通誘導員2人が、警官にドナドナされていった件について




どうでもいい話ですが

先日、私の住んでいる町の、近隣の町の祭りを見に行ったのですが

その祭りにきたお客さんの車をとめる駐車場にいた

交通誘導員2人が

駐車場の車の通行道のど真ん中で

お互いに持っていた交通誘導棒?でつつきあって

じゃれあっていると思ったら

(最初チャンバラして遊んでいるかと思った)

いきなりお互い、つかみあいの喧嘩をし始めました。

それで、見ていた他のお客さんの誰かが(たくさんの人がまわりで見ていた)

通報したのかは知りませんが

パトカーが来て、2人とも警官に取り押さえられて

連行されていきました。

交通誘導員同士基本的に仲が悪いのか、それとも気性が激しい人が多いのか、は

分かりませんが

30代、40代の大人が人目もはばからず喧嘩するなよって思いました。

ヘルメット吹っ飛んで駐車場の地面を転がっていましたし、

めちゃくちゃ他のお客さんの車からビービーとクラクション鳴らされていました。

ただ、それだけです。。。。衝撃的だった。

 

 

 

 

<検察 告訴 捜査 警察>