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江戸時代の車での死亡事故は運転手は基本“死刑”

うし

 

 

どうやら江戸時代は、車で人をはねたりして

死なせてしまうような死亡事故を起こしたら

はねた運転手は 死刑 になるのがデフォだったみたい。

 

まぁ車、といっても、この時代は、もちろん自動車では無く

荷物運びには牛車を使っていた時代ですが、

江戸時代中期頃に

とある、やとわれて牛車を運転していた牛使いの従業員が

路上で人をグシャッとひいて、死なせてしまった時には

その牛使いの従業員は死罪

そして、その雇い主は罰金プラス、自宅謹慎の刑になった、とか。

 

原則、意図的(故意)に、はねたりしたのではなく

過失でやった、としても

その運転手は死罪なんですよねぇ・・・

 

 

現代の道交法に比べたら、なかなかに凄いじゃないですか。

まぁ時代がなんていったって、お江戸の時代ですからね。

 

また、同時期に、他に牛車で人をはねて殺ってしまった事案では

牛の引いていた荷物が重かったからなのか

坂道になってから、急に牛車がガッーってなって暴走し

その坂道の下の方にいた人を

グシャリとやってしまったらしい。

 

それで、普通に、その牛車の運転手ないし、牛使いは

死罪になるところであったが

その、ひかれた人の身内ないし親が(被害者の遺族)

奉行所だかに、加害者の厳罰嘆願するどころか

示談でもされて金でももらったのか、なんなのか理由はよく分からないが

加害者である牛使いの運転手の

減刑願いだか助命願いだかを出したおかげで

その人をひき殺した牛を運転していた牛使いは

死罪から島流し(流罪)になって

どこか遠い島へ送られるだけで済んだ、とか。

 

まぁ、それでも流された場所が悪ければ

死罪とそんなに変わらないことになりますが、

どこぞの金山とかに送られたら、まさに生き地獄ですが。

まぁすぐに、コロされなかっただけマシか。

 

 

まぁ、こんな感じで、荷物を運ぶ牛車で事故を起こしたら

いろいろとヘビィーなことになるので

お上とかは、よく運転に注意するようにとか

人と牛車の距離がうんぬんとか注意を出していたみたい。

 

( あと、江戸時代は馬車は無かったらしく、というか禁止されていたのか、

牛車で荷物を運ぶのがデフォになっていたみたい )

 

でも、それでも、結構、人とぶつかって

死なせたり怪我をさせたりの事故は多かったらしい。

荷物を運ぶのに、車、というか、牛車はかかせなかったみたいですし

よく使われていたみたいですね。

そこらへんは、現代の運送事情と変わらないのか。

 

なのに、なんで、死罪とか島流しとか

罪が重かったのだろうか?

現代だと人一人はねて死なせても

数年くらい刑務所とかでお勤めして出てこれるのにね。

現代の刑が軽すぎるのか?、、、いやいや。

 

死亡事故を起こしたら、死ぬ覚悟のある奴だけが

牛使いとかになっていたんでしょうかね?

よく分からん。

 

 

・・・一方、この時代、

武士が馬に乗って路上とかで庶民の通行人を

うっかり、はねたりして死なせたりしても

ほとんど、お咎め(おとがめ)が無いことが、多かったとか。

 

うん、なんとなく想像はできたけれどもね。

平等なわけが無い。

 

奉行所とかに訴え出ても

「 はねられた奴が、飛び出したりしたから悪い。

通行の邪魔をしていたんじゃあないのかね? 」

ってことに。

 

まぁ、それに馬に乗れる武士などの、お侍さん自体、

結構な上級武士でしたからねぇ。

 

 

おすすめの本

 

SH

 

 

平安時代って、なにげに400年もあったのに

貴族のことについては、大体分かるが

庶民の生活の記録が、あんまり残って無くて

詳しく庶民の生活ごとに関してのことは分かっていない、みたい

 

それに、庶民の中で、十分に読み書きの出来る奴も

まともにいないだろうからねぇ。

 

一体、地方ごとに、詳しく、どういう決まり事とかあったのでしょうかねぇ?

気になる。

 

民事とかの問題とかになると、やっぱり

自力救済とかの実力行使になったんでしょうかね、

基本、やっぱり。

よく分からんが、う~ん。

 

 

 

 

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